高原町は、天孫降臨伝説が息づく町で、神秘的なスポットと、霧島山の大パノラマが広がっています。高原町PR 動画「GOD WALK in TAKAHARU」では、高千穂峰に降り立った不思議な少女が、美しい景観を持つ町内をめぐり、動画を見ていただいた人達に、日本発祥地である高原町が持つ、昔から変わらない原風景をあなたにお届けします。
平成27年12月から、構想が始まり、「高原いっけ」という若者達が作った高原町の町おこし団体とワークショップを何度も重ねました。出された企画案は50以上、「高原ゾンビ」「牛に占領された町」「ロールラップサイレージオセロ」など、面白いアイデアが沢山提案されました。悩みに悩んだ末、高原町のオンリーワンは「景観」であるという結論に至り、この時点で既に翌平成28年7月になっていました。
9月から撮影に入りましたが、ここからも困難の連続でした。撮影初日に台風16号が直撃し、予定していた撮影は先送りになってしまいました。冒頭の高千穂峰に少女が舞い降りるシーンは、沢山の撮影機材を山頂に持って上がらなければならず、ボランティアの方々に担いでいただきました。夜の2時から機材を抱えての高千穂峰登頂は、困難を極め、体力的に大変厳しい撮影になりました。主演をつとめた「りりか」さんは、厳しい撮影環境の中、終始撮影現場を和ませてくれました。また、高原町内で色んな方々と接する機会もあり、高原町を大変気に入っていただきました。
撮影期間中は、天候が悪い日が多く、難しい撮影になるかと思われましたが、不安定な天候が結果的に、雲を交えた絶景を導くことになり、「天孫降臨のまち」にふさわしい風景を撮影することが出来ました。